ダウン症児の靴選びについて
ダウン症のお子さんの足の特徴として、かかとが小さかったり、土踏まずがほとんど無かったりします。足は、立った時に全体重を支えるため、足が小さく、かかとも小さいとなると、床に接触する部分が狭くなって、不安定になりがちです。
その上、筋力も弱いので、かかとの骨を垂直に支えきれず、体全体が傾いてしまい、バランスを保つのが、難しくなるようです。
バランスをとりやすくしようと、重心を親指側に置きがちなため、歩くときに足が内側に寄っているような歩き方をする子どもが少なくありません。
そうなると、将来的に外反母趾になったり、足の関節に異常を来たしたりする可能性が出てきますので、靴については療育の先生等にも相談しながら靴選びをすると良いようです。
○1つ目はかかとが固くてしっかりしている靴を選ぶ
靴をはいて地面を歩いていても、ふわふわした感触になるようです。そのため靴のかかとがぐにゃりと曲がりやすいものはバランスが取りにくく歩きにくいようです。
○ハイカットタイプの靴を選ぶ
足首の筋力も弱いため、2つのマジックテープで固定出来る少し高さのある靴の方が歩きやすいようです。
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