ダウン症のお子さんが生まれたばかりの方へ

出産前に分かっておられた方、出産後に初めて分かった方、色々いらっしゃると思いますが、

ダウン症のお子さんだと分かって、すんなり受け入れられた方はどれほどいらっしゃるでしょうか?

そういった方はとてもとても少ないと思います。


たいていのご両親は青天の霹靂、大ショック、大パニック状態なのではないかなあと思います。

そしてこれからのことについてとても心配されていると思います。


私たちもそうでした。言葉には言い表せないほどの衝撃を受け、悲しみ、毎日のように涙を流し、ここにいます。先輩ママさんたちから「大丈夫」と言ってもらいましたが、「どこが大丈夫?」「先輩ママさんは強いから大丈夫かもしれないけど、私はダメ」「そんなに強くない」という状態でしたが、私たちもあえて言いたいです。


「あなたもきっと大丈夫!」と。


確かに不安はたくさんあると思いますし、そしてそれは真実だと思います。


合併症のこと、知的障がいのこと、将来のこと、兄弟のこと、親なき後のことなど心配ごとはきりがないと思います。

ですが、それをふきとばすほどの“笑顔”を武器に子どもは子どもなりにゆっくりとそして堂々と生きていっています。


それぞれの地域で療育機関や担当の保健師さん、親の会などがあります。

参加しにくい、気持ちが前向きになれないなど様々あると思いますが、いつか気持ちが落ち着いてきたら行政機関に相談したり、参加したりしてみてください。


そこにはあなたと同じ気持ちの方がたくさんいらっしゃいます。

きっと心強い仲間にめぐりあえると思います。